ブロッコリースプラウトを栽培したい
前回、いいことずくめのブロッコリースプラウトについて書きました。人はもちろん、犬も食べることができます。
スーパーでは、村上農園さんの商品をよく見かけます。特に発芽して3日目の「ブロッコリースーパースプラウト」は普通のブロッコリーの20倍以上のスルフォラファンを含んでいるといわれています。
品種や発芽時期によってスルフォラファンの濃度が変わるようで、効果的に摂取したい場合は信頼できる製品を取り入れると、より効果的だと思います。
でも、昔はかいわれ大根を自宅で栽培していたので、ブロッコリースプラウトも自分で栽培してみたい。見た目似ているし。
肥料もいらないし簡単でした
途中から観察をさぼったのはヒミツです(笑)。
三種の神器は、容器!種!水!
グリーンがさわやかな容器。
この容器だけで栽培できるのでとても便利です。
100均の水切りタッパーでも代用OKです。
その場合は網目から種が下に落ちちゃいますので、キッチンペーパーや綿、コットンシートなどを敷く必要があります。
※シートがあるとカビになりやすいので、気をつけてください。また、毎回新しいものを使ったほうがよさそうです。
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽のことですが、「ブロッコリー」の種と「ブロッコリースプラウト」の種は別物と思ってください。通常、ブロッコリーの種は消毒処理がなされているようで、スプラウトとして食すには適していません。農薬による種子処理なのか、種苗法などが関係しているようです。
ホームセンターで探しました。かいわれ大根はあってもブロッコリースプラウトがなかったり...初回以降はもっぱらネット購入です。
栽培方法おぼえがき
基本的には購入されたタネの説明書等に記載されている方法があればそれで問題ありません。
今回、わたしが栽培した方法は以下のとおりです。
種が小さい場合は一晩水につける。ひたひたになる程度でOK。
種の量は容器に種がかさならないで並べられるくらい。水が乾くので遮光して暗所で保管。
翌日、網の容器に種をかさならないように並べる。
下の容器に水を規定量までいれる。容器をセットすると水がわずかに種につかっていてちょうどいい感じになっている。
1日1回水を替える。アルミホイルや箱などをかぶせてずっと遮光しておく。
苗が5cmくらい(今回の容器では容器のふちと同じくらいの高さ)まで育ったら、しっかり日光をあびせる。
日光にあてると水分が乾くので、少なくなっていたら足す。
根がすごい!ぐんぐんのびます。
1週間くらいまで毎日お水を取り替える。日光にしっかりあてるときれいな緑色になってきて、収穫時期を迎える。
ポイント
水が少ないと種が乾いて、発芽が遅れたり、発芽しなかったり、種の殻がついたまま発芽してきちゃいます。表面の渇きが気になった場合は霧吹きで少しだけシュッシュしてやりましょう。収穫の際、種の殻は水の中で洗うととりやすいです。
根っこまで食べられるようですっが、種をとるのが面倒な場合は、ハサミで切り落としてもいいと思います。種は少量なら気になりませんが、種子処理がなされていることを思うと、食べるのってどうなんだろう。
水が多いとカビやすくなります。適正な量の水を使い、途中であやしい匂いがしたら迷わず作りなおしましょう。
発芽してからの根っこ部分の白いモサモサはカビではありません。根毛というやつかな?大丈夫です。
品種によっては発芽3日目が最もスルフォラファン濃度が高いといわれているくらいです。育てすぎてもいいことなさそうなので、1週間くらいでさくっと収穫しましょう。
暖かい時期に栽培した時、室温20~25℃くらい、6~7日目でりっぱな姿になりました。
冬は昼間でも部屋の温度が12℃くらいになるので、今回は12日くらいかかりました...
寒い。
本日のおすすめ。
2~3人家族1食分がとれる12型。ピンクもあるよ。
5~6人家族1食分がとれる24型。これもピンクがある。
おしゃれな種。
コスパ最強の種